
先日お伝えした新プロジェクト 竹を活用した「循環型トピアリー花壇」制作プロジェクト が、先月下旬スタートしました。
都立蘆花恒春園の竹林で手入れのために間伐された竹を、日比谷公園の花壇でトピアリーの材料として活用し、「循環型トピアリー」の見本として展示しようという取り組みです。
トピアリーは、通常「鉄」などの金属で型となるフレームを作成し、植物をそのフレームに沿わせるように仕立てるので、「竹」をトピアリーフレームに仕立てる作業は、私たちにとって初めての取り組み。
太くて丸いモウソウチク(孟宗竹)を竹割り器で割くところからはじめます。
轟理事、インストラクター7期の矢吹さんの力なくしてはできない作業。
猛暑の中試行錯誤を繰り返し、2日間かけてフレームづくりと花壇への固定を行いました。
3日目はキンメツゲの植栽。
バランスを見ながら、枝の向きも考慮しつつ、慎重に位置を決めて植え付け、フレームに枝を誘引していきます。
最後に刈り込んで…
設置完了!
まだちょっとスカスカに見えますが、ここからキンメツゲが育ち、誘引と刈り込みを繰り返すことで、こんもりした緑のコーヒーカップが出来上がっていきます。来園者の皆様には、その過程も見守り、楽しんでいただけたら嬉しいです。
今回は実験的な取り組みですが、このプロジェクトを機に、「放置竹林問題の解消」など、未来につなげていきたいと考えています。ご興味、関心のある方は、ぜひご連絡ください。