テレビ局のメディアセンターに巨大トピアリー迷路が登場!

東京都稲城市の「テレビ朝日 若葉台メディアセンター」で10月2日から開催されている「君も博士になれる展 empowered by 博士ちゃん」。人気バラエティ番組「サンドウイッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」から着想を得たイベントです。

 

内覧会ボスケ篭谷さんと

「人生の分岐点になる体験」をコンセプトに、楽しみながら気づきや学びを起こす知育型アトラクションを楽しめるその会場の屋外エリアに、なんと‼『巨大なトピアリー迷路』をつくりたいということで、当協会はその監修のご依頼をいただきました。

 

施工は当協会事務局のネバーランド株式会社率いる職人チーム。轟理事も助っ人として駆けつけました。

ネバーランド率いる職人チーム

設置場所の地面は土ではなく、人工芝の敷かれたコンクリートです。傷をつけるわけにはいきません。大量の植木をどのように入手するか、土はどれくらい必要か、一体何日で出来上がるのか…課題は山積みです。

必要な植木の数や土の量を緑進造園さんと入念に計算したにも関わらず、いざ設置を始めたら、ハプニングが続出。

鈴鹿市の若手生産者さんが、メール一本で大量の植木(キンメツゲ)を手配してくれましたが、何せ一社でまかなえる本数ではありません。当協会賛助会員の川崎植物卸売センターさんにもお願いして、千葉の生産者さんからの輸送も手配しました。が、大量すぎてトラックに積み切れず、一度に運べなかった!結局残りは翌日届きましたが、間に合わなかったら…とドキドキでした。

 

植木その1鈴鹿市から 植木その2川植さん手配

さらに、迷路の半分まで植えたところで土はあと1/3しか残っていない!おまけに、迷路に入った宮崎理事長が迷って出られない(笑)。

植木の根っこを入れる箱作りに思いのほか時間がかかり、「箱作りチーム」と「植栽チーム」がまるで追いかけこをするように施工が進みました。

 

箱の施工チームと追いかけっこ
手前の箱は未完成。奥の方から植栽チームが迫ってきています。

 

極め付けは潅水。木を植える時には、根っこ周りに空洞ができないように、がっつり水を入れる「水きめ」という作業がとても重要なのですが、今回必要な水の量は、計算上でおよそ8トン‼植栽を担当した当協会法人会員の株式会社ボスケチームは、朝5時半に集合して、夕方灯りがともるまで、一日中ホースを持って駆けまわってくれました。

 

ボスケチームの皆さん
(株)ボスケのみなさんと宮崎理事長

 

植木を迷路のデザイン通りに植えたら、高さを150センチに揃えます。緑進造園の若手スタッフが軽やかに剪定していきます。

 

緑進造園若手が軽やかに剪定
緑進造園の若手スタッフが軽やかに剪定

 

そんなこんなのバタバタを、チーム戦で乗り越えた3日間。
1680本の植木と約13,000ℓの土を使った巨大トピアリー迷路「IQ迷路」がようやく完成です!

特別に屋上で写真撮影する許可をいただき、柵のない(!!)端っこから、恐る恐る、みんなが迷路で手を振る写真を撮りました。

 

特別に許可をいただき屋上から写真を撮りました IQ迷路

 

おかげさまで、天候に恵まれたオープン初日は100名以上の方が「IQ迷路」を体験してくれて、ほっとしました。

迷路看板①

そうそう、なぜ「IQ」迷路なのかは…ある仕掛けがあるので、会場で確かめてみてくださいね!

 

ちなみに…この迷路をデザインされたのは、迷路作家の吉川めいろさん。出来上がった迷路を体験してくださったのですが、「緑の壁」は想像以上に手ごわかったようで…めいろさんご自身が迷っていらっしゃいましたよ(笑)

 

吉川めいろさんTwitter

チビっ子目線だと、本当に緑の壁しか見えなくて、まさに迷路。ワクワク・ドキドキが楽しめます。

ちびっ子目線 ちびっ子目線➁

 

「君も博士になれる展 empowered by 博士ちゃん」は、来年5月8日(日)まで、東京都稲城市の「テレビ朝日 若葉台メディアセンター」で開催されています。(屋内エリアの入場には、別途チケットが必要です。)

トピアリー迷路は入場料500円。土日祝日のみの公開です。迷路全景

芝生エリアにはキッチンカーも出店するそうなので、ご家族や親しいお友達とくつろぎながら、なかなか体験できない「トピアリーの巨大迷路」で、頭と体をリフレッシュしてみませんか?

 

詳しくは…

「君も博士になれる展」オフィシャルサイト をご覧くださいね。

君も博士になれる展

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